塾長日記diary

2017/10/30

本日20:42、可児市の防災放送で「可児市羽崎あたりでナイフを所持して歩いてる男が目撃されました、みなさん自宅から出ないで不審者を見かけたら110番してください」と繰り返し放送しています。

女、子供、お年寄り、またはうちの塾生が犠牲になる可能性あるから治安出動します。
塾生の中には遅い時間に仕事から帰ってくるのもいるから!

1人置いてけないから嫁も連れていきます(笑)
結果報告は後ほど!

【中間報告】

目撃情報のあった地域には複数のパトカーが警戒にあたってみえました、僕は見つけたら逮捕するつもりでいましたが見つける事が22:40の時点ではできていません。
引き続き、朝までパトロールします、民間人でも、現行犯に限り逮捕する権利(逮捕権)を有しています。

【前日、隣町の美濃加茂市で】

女子高校生が刺されるという事件が発生していたようです、同一の犯人かもしれないね。

自主パトロール
自立支援躾塾

2017/10/26

難しい事案でも少しでも良い結果が出せるように努力するのみ

机上の空論は他の方々にお任せして、うちは完全現場主義!
今夜は夜中に電話あるかもしれないな、車中泊やから周りに配慮はいらない(笑)

家庭内暴力
引きこもり
自立支援躾塾

2017/10/25

2000年1月からスタートした愛知県扶桑町にある扶桑総合体育館で毎週日曜日に行ってきた総合格闘技の定期練習を2017年10月22日をもちまして一時休眠としました。

休眠の理由は、個別指導化に伴い塾生を広い範囲に居住させる事になり、日曜日に集まり難くなった為です。

先月、独り立ちさせた塾生に休眠の話をしたところ彼はこう言いました

「僕はあの練習で成長できたと思います、休眠は寂しいです」

ちなみに感想くれた彼は2000年1月生まれです彼が生まれた月に練習を始めたのかと思うと長い間やってきたんだなあと思います。

17年9ヶ月の長きに渡り大きな怪我もなく練習をしてこれた事を誇りに思う。

体育館職員、コーチのみんな、指導に来てくれたプロ選手、関わってくれた仲間に感謝!

ありがとうございました!

家庭内暴力
引きこもり
扶桑総合体育館
自立支援躾塾

2017/10/23

先月から一人暮らしをさせてる塾生とのやりとりです
頑張ってもらいたい!

※台風21号の被害はありませんでした!

家庭内暴力
引きこもり
初めての給料まで8日
自立支援躾塾

2017/10/20

彼は、この手の映画は外好きで横にいる彼の顔を観ていたけど、よい笑顔で映画に反応していました。

この反応が観たかったんですよね、薬の影響が強いと反応しないか鈍いから、仕事を含めた今後の方針を決める材料にしました。

家庭内暴力
引きこもり
アウトレイジ
自立支援躾塾

2017/10/19

目標だった正社員になれて社員旅行にも行って、貯金もあと少しで100万円に届く塾生が本部に在籍しています。

彼はコミュニケーション能力が不足していて、友人が1人も出来た事がありません。

表向きは順調にいっているようにみえても、実際はそうではないのは知っていますが、自分で切り開いて自信にしてもらいたいから、あまり何度も上手くいってるかは聞かないようにしているんですが、2日前にメールしたらその返事には職場で上手くいってない事が書いてありました。

結構厳しい状況のようなんで、無理なら退職して次を探せば良いからとメールして気を楽にさせておきました。

なかなか難しい局面、昔なら『頑張れ!耐えろ!』一辺倒な指導をしていたけど、この数年は逃げ道を用意しておいてから寄り添い少しづつ問題にアプローチする方法にしています。

20年やってきた経験が躾塾には有ります。

家庭内暴力
引きこもり
自立支援躾塾

2017/10/18

僕の自宅に住所を移してある塾生に衆議院議員選挙の投票所入場整理券が送られてきたので、本人に行く意思があるか確認したところ『是非行ってみたいですが日曜日は終日バイトがあるので行けません』という事だったから、今日の夕方から期日前投票に可児市役所に行ってきました。

期日前投票宣誓書を一緒に書いて投票所内に入り説明に従い投票してきました。

塾生が誰の名前を書いたか、どこの政党に投票したのか、罷免したい裁判官はいたのか?

聞きもしないからわかりませんが、彼には彼の思いを自分にあたえられた一票に託したんでしょうね!

これも社会に参加するという事の勉強だね、躾塾に来る前は軽く15年以上引きこもり家族とも10年以上会話も交わしてない状態だったから選挙なんて行く前提の無い生活していた彼も今は一人暮らしをなんとかやれてる。

進歩、勉強、前進、体得!

頑張れ!

【投票当日の塾生からの日報メールです⬇︎】

今日は、期日前投票に連れて行って頂きありがとうございました。初めての経験だったのですが、選挙は大切な行事なので積極的に参加しなければいけないと感じました。
明日は、⭕️⭕️⭕️⭕️の仕事が9時から15時まであります。

2017/10/17

母親は息子に過度な期待を掛けて子供に良いと言われてる事、本に書いてある内容を鵜呑みにして子供に押し付けていくパターン

『ビタミンAは目に良いからニンジンを食べなさい』
『お風呂に長く浸かると疲れが取れるから最低でも15分は湯船に浸かりなさい』
『食事後には必ず歯を磨きコーラやコンビニ弁当は身体に悪いから控えなさい』等々、毎日、口うるさく子供に話す。

父親は、真面目に仕事をするタイプで優しく見えるが実は弱いだけで自分の意見を貫けないタイプ。どちらかというと子供の教育や躾には蚊帳の外で父親本人もあまり子供と関わらず、時々子供の前で母親に注意されたりする。

息子が小学5年になる頃、会社の管理職になった父親は単身赴任あるいは仕事で帰りが遅くなる毎日が続くようになり家族との接点がどんどん少なくなり休みの日はテレビを観てるだけかゴルフに出かけていて子供にキャッチボールの相手を頼まれても少しやって用事を理由に直ぐに出かけるかテレビを見に部屋に戻る。

母親は、反抗期が始まるくらいの年齢の息子に相変わらずガミガミ口うるさく自分の考え?受け売りを続けているうちに子供は学校を休みがちになる、頭が痛い、腹が痛い、気分が悪いと理由をつけて学校をサボりだす。

母親は息子を病院に連れていき検査をしてもらっても異常無し、息子は引き続き学校に行かない。
父親に相談しても、頼りにならないし父親は今更何故、俺に相談してくるのか?母親が主導で息子の教育をしてきて俺の意見は聞いてもらえなかったじゃないか?と怒る、夫婦仲は悪くなりだす。または、父親はお母さんの話しを聞いて困っているだけで行動しない。

中学生入学する段階になり、入学式には行く息子を見て両親は胸を撫で下ろす、、、、『これで登校拒否の息子は学校に行ってくれるだろうと』、、、、

しかし、春の連休明けあたりから息子はまた登校拒否になり部屋でテレビゲームばかりして生活するようになる。
昼夜は逆転、明け方まで起きていて夜中に家族がトイレに行く物音にキレて壁を叩き穴を開け母親の食事はマズイからコンビニ弁当買ってこいと大声で怒鳴る、家族は困り周りや親戚にも相談できない、近所に知られると恥ずかしいからとりあえず子供の言うとうりにして、暴れないようにさせる。

母親は、またも家庭内暴力関連の本やネットで調べたり、あるいはカウンセラーと呼ばれる人に意見を求めると、ほとんどの場合、『今は待つ時期です、子供の意見を聞いてやり要求どうりに新しいゲームソフトを買ってあげなさい』

カウンセラーに言われるままに、両親は息子の望むものを買い与える、そうしてる間も息子の要求はエスカレートするばかり、、、、

ところが、ある朝2階の自分の部屋から降りてきた息子は明るく「おはよう」と家事をしている母親に告げた!

お母さんは大喜びで『息子が明るく挨拶してくれた、元の息子に戻った』こんなメールを父親にする。

しかし、挨拶はその日以降無く元の息をひそめた生活に逆戻りするが母親は、1週間に1、2回しか顔を見ない息子に明るく挨拶してくれないかを待ち続けるうちに1年が経過した頃、息子は自分がこんなになったのはお前ら親の責任だから俺が一生働かないで生きていける金を用意しろと要求してモノを壊すようになる。

その後、モノを投げるようになり程なくして台所で食事を用意していた母親の足を蹴ったり腕を叩かれたり家庭内暴力が始まる。

母親は父親に相談したが『お前が悪い』または、仕事が忙しいからと母親を無視し続ける、俺は殴られてないと父親は少し優越感にしたる場合もある。

やがて息子や同級生は、高校進学の時期になるが普通校には行けないからと通信制の高校のパンフレットを息子の目の届く所に置いておいたりするが捨てられるか激怒した息子に、そのパンフレットを投げつけられて罵声を浴びせられたりする。

そんな辛く苦しい時間が数年続き息子は20歳になる、両親は20歳になれば良くなる、元の可愛い息子に戻るんではないかと根拠の無い期待をしているが、戻る訳はなく、だんだんとエスカレートする暴力に耐え姉や妹、兄弟はこんな家には居られないと家を出る。

この頃になると、数少ない友人も訪ねてくる事はなくなり増す増す孤独になってゆく息子、暴力の回数も減ってくる事もあるので、また親はこのまま直るんではないかと少し期待をする。

【こんな頃の親さんが僕の所に相談に来られて、『暴力は月に1回位しかありません』『最近は本気で殴る訳ではなく顔は殴られた事はないです』こんな事を言われます(苦笑)】

成人式にも行かない息子、出かけるのはコンビニかDVDレンタルショップ、あるいはオタク係の集まり?だけ、親戚の法要にも兄弟の結婚式にも出席しないのが当たり前になる。
お小遣いを渡しておけば、とりあえず殴られない毎日、だが息を潜めるように生活していて、あっと言う間に10年が経過して息子は30歳になる、周りの同級生らは結婚して子供が居る子もいる、息子の同級生で知り合いの子が小さな子供を連れている時に小道でバッタリと会い世間話、⭕️⭕️くんは元気ですか?そう聞かれたお母さん、笑顔を作り息子の近況を話し出す。

映像編集の勉強をしていると話すが実は録画したテレビ番組のCM部分をカットしてDVDにダビングしてるだけ、その間も編集機材が必要だからと親からお金を無心する息子の機嫌を損ねないように気をつかう家族

周りの親類縁者も、最近顔を見ないとお母さんに心配のメールがくる場合もあるが、何となく状況を察した親戚も知らないふりして、息子の事を聞いてもこない。。。

そして、あっという間に息子は35歳、お父さんは定年退職して3年目で年金もらえるまでアルバイト生活、貯金を取り崩して生活しながら息子に気を使い疲れてしまっている。

【このあたりがギリギリですから早く預けてください】

家庭内暴力
引きこもり
自立支援躾塾

2017/10/16

遥々、遠くから来てくれたお母さん、お疲れ様でした。

入塾する時に、当時16歳の息子を連れてきてもらってから実に7年ぶりに前回と同じセントレア空港でお母さんと再会!

当時、高校に入学して2ヶ月、16歳の息子の家庭内暴力が酷くてお母さんは物置に避難しながら僕に電話くれましたね

本来、入塾希望のご父兄には1度は岐阜に来てもらい詳しい状況をお聞きするんですが、かなり遠いし当時は暴れる息子に自宅から出してもらえない状況でしたから、飛行機のチケットが応募した懸賞で当たったと嘘をついて名古屋観光に行こうというセッティングで、こちらまで連れてきてもらいました。

確か空港で契約書に署名してもらい、印鑑が無かったから拇印をついてもらいましたね、費用は事前に振り込みいただきました。銀行に振り込みに行かれたお母さんは銀行でオレオレ詐欺ではないかを注意喚起されたみたい(笑)

お母さんと食事しながら懐かしい話や息子の近況やら卒業後の話を19時〜23時までしました。

あっと言う間の4時間で、レストランの営業時間が23時で終わらなければ朝まででも話していたと思う。

躾塾は卒業しても、人生に卒業はないという観点から彼を見守っていく事になりました。

お母さんは空港に一泊され、今朝早い便で帰路につかれましたお母さん、別れ際に「先生 お元気で」と言ってもらえた時はジーンときました。

『お母さんもお元気で!』

家庭内暴力
引きこもり
自立支援躾塾