塾長日記diary

2017/04/05

昨日、書けなかったもう一つの変わった電話も紹介します。

《うちらの業界にも、仲介屋さんがいた》

例えばホテルを予約する時に、ブッキング ドット コムとか、楽天トラベルに頼むとホテルの正規料金から、それらの会社はマージンを受け取り予約を代行してくれるシステム、客からしたら、支払う金額は同じ、または少しリーズナブルな価格設定
で集客するシステムといえば馴染みがあるでしょ?

半年くらい前に、東京の市街局番の固定電話から僕に電話があり、

「躾塾さんですか?こんな青年は受けてもらえますか?」

僕は、てっきり父親だと思い「どんななの?」と聞いてみたら、なんだか専門用語っぼい言い回しで淡々と

「家庭内暴力、初暴力14才、現在26才、投薬無し、母子、引きこもり5年、、、、」

こんな感じで、無感情で話してきました。
違和感あったから、「お父さん?」
と聞いたら、忘れたけど横文字の会社名を言われて、どうやらこの青年を面倒みてもらいたいといわれたから、やっと電話の意味が理解できた。

つまり、ホームページを作って家庭内暴力や引きこもりの子に苦労してる親を募集して外注に預ける業者らしい(苦笑)

電話の意味を理解した上で、「僕は父兄と直接話せるの?」と聞いたら、『父兄と話すのも金銭のやりとりも、その人?会社がやるらしくて預ける施設は、ただ逃さないように預かってくれたら良くならなくても、それで良いらしい』

それ聞いた時に、僕は呆れてしまい電話してきた人に「直接受け入れる事ができる現場を持ってないなら事故起きる前にやめた方がいいよ」

そう告げて電話を置きましたが、百歩譲っても親と預かる現場が直接連絡とれる事が不可欠だと思う。

連絡とれても、僕はやらないけどね。

もし、民間施設に身内を託すならそこが独自で作り上げた、自前の現場か、外注か確認した方が良いですよ。

しかも、まるで意思の疎通もない外注では話にならない。

家庭内暴力
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